医学留学で国際的な医師を目指す

英語で医学を学ぶ充実の中国留学、海外へ活躍の場を広げる
天津の南開大学
人口13億人の広大な中国は、大学数も多く医学部も多数開学されています。独自医学として発展した中医と、近代的な西医、 さらに両者の融合した中西医結合医があります。中国は自国の医学を国際的は戦略にとらえて、 英語でこの学科教授する大学を開設しています。英語を母国語、第二言語とする国から留学生を受け入れて 積極的な教育機会の提供をはかっています。中国の医学部を卒業した場合、中国の医師を目指すか、 中国と医療提携を持つ国の医師試験を受験する可能性が示されます。中国の医師免許取得者は年間百万人、日本医師免許取得者が 平成26年に年間7820人に比較すると大変多いことに驚きます。日本の医師国家試験制度は日本独自のものですので 日本の医師を目指す方は、最初から日本の医学部への進学を行って下さい。

南開大学医学コース留学体験談

世界を舞台に、医療活動への参加を夢見て
谷川さん留学生
芳川 那波美さん
オーストラリアの高校卒業生
IELTS Academic 6.5/NSW州 HSC-Aレベルを取得して本学へ進学

南開大学の医学コースには海外から38人の生徒が学んでいて、日本人は私と、 現地の高校を経てこの医学コースに入学した日本人の二人だけです。 留学生は、シンガポール、コンゴ、パキスタン各国などから医者を目指して国費で留学して来ている優秀な学生もいます。 ここに入学して6ヶ月がすぎましたが、毎日の勉強量が多く大変で、食事の時と寝ている時以外は常に勉強している感じです。 本科では、最初の2学年間は「プレ・メディカル・スタディ」と呼ばれ、理系一般教科8割、医療科目2割というレベルで学びます。 理系一般教科は、化学、物理、生物、数学、独語、中国語が必修で、これに西医基礎、中医概論の科目が指定されます。 困ったことは授業に出てくる英単語が難しくて、持参した英和辞典や普通の英々辞書にも載ってないので ネット検索で調べることが結構あります。各科目で AB+以上の成績を維持して、進級試験に合格しないと上の学年に進めません。 さらに2年生終了時に難関試験のひとつ MCAT(医学コース進学適正試験)があります。 授業についていくのが本当に大変ですが、天津市での学生生活にも慣れて、豊かな食文化とともに楽しいことも多いので頑張りたいと思います。 南開大学は、校舎や施設もすばらしく、中国人生徒や留学生との交流を深めて充実した大学生活を送れることは確かです。 大学卒業後は、東アジアの中国医療提携国の医師試験を受けてその国で活躍するか、可能でしたら、国際的な機関の医療活動に参加したいと思います。 また中国で盛んな移植医療分野のコーデイネーターや、アジアで盛んな治検関連の医療で活躍したいと思います。

中国大学医学コースMBBSカリキュラム例

外国人医師 このコースは、全て英語で行われる授業で以下の医学カリキュラム例の内容を履修します。内容が高度なために、事前にしっかりした英語力を付けて おく必要があります

・中国語 ・中国文化学 ・医療英語
・ドイツ語 ・基礎化学 ・物理学
・数学 ・コンピュターアプリケーション
・有機化学 ・細胞生物学 ・解剖学
・組織学と発生学 ・生化学 ・生理学
・イノベーション研究 ・臨床医学入門
・医療生理学 ・微生物学 ・解剖学
・微生物学 ・病理学 ・遺伝医学
・薬理学 ・医療心理学 ・疫学
・診断法 ・放射線医学 ・医療統計学
・病理整体学 ・医療倫理 ・人間寄生虫学
・内科医学 ・外科 ・手術理論 ・手術
・産婦人科医 ・小児科 ・神経医学
・血液学 ・微生物学 ・脳医学
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・専門医療講義とガイダンス
・口腔病学 ・臨床核医学 ・治療計画

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